スーホの白い馬
「馬頭琴」といえば「スーホの白い馬」、「スーホの白い馬」といえば「馬頭琴」。
可愛がっていた白い馬が亡くなってしまい、その亡骸を使って馬頭琴を作るというショッキングなラスト。
愛ゆえの行動であり、馬自身の頼みでもあったことは重々承知しているが、意外な展開に子供ながらに心底ビックリしたことを覚えている。
著者情報
大塚勇三
1921年中国の東北地方で生まれる。東京大学卒業。
外国児童文学の翻訳紹介を主にしている。主な訳書に童話「やかまし村の子どもたち」「長くつ下のピッピ」等のリンドグレーンの作品、「小さい魔女」「小さなスプーンおばさん」「トム・ソーヤーの冒険」がある。