Jidou - カイモクジショウ
【アーティスト】
カイモクジショウ
カイモクジショウ
【タイトル】
Jidou
Jidou
【CD詳細】
超文学ハードコア+不思議ちゃんボーカルの決定版!!ライブハウスの「対バン殺し」!!
ポエトリーリーディングと絶叫の間にある純粋すぎるメロディー。
ストリートを一切無視した感性を切り刻むヘヴィロック。
tool + bjorkか?deftones + coccoか?
女性ボーカルバンドの極北、製作期間600日の1stフルアルバム。
カイモクジショウの象徴でもある「残酷で複雑なある種の幼児性」を表現。
飲み込んでは吐き出し磨き上げたヘヴィロック更新盤10曲入り。
【収録曲】
1.soleil
2.BALANCE
3.BUSKET
4.hourglass
5.overcast
6.OPAL
7.DRAPE
8.封
9.molt
10.シルバー
日本に於いて"ミクスチャー"とゆう言葉が、音楽を始め創作において使われるようになり、やがて定着した時、それは狙い通りにスタイル分類用のインデックスになってしまったように思う。
社会っちゅうものに定着すれば、何にしても それは仕方が無いことではあるのか、?
もともと別在していた ※と※と※が混ざり合う状態。。で、そこから期待や好奇心や不安が生まれる。。
音楽の中で使うには、無差別に、そして真にそんな空気にふれた時に出したい言葉だったんだけど、、
だから、カイモクジショウは原点型ミクスチャーのバンドである。
言うなれば、感性のミクスチャーに長けているバンドである。
だから、彼等を表して無理やり一生懸命にジャンルを羅列すると、
ネオグランジ、ネオハードパンク、ネオプログレ、の ネオミクスチャー、、的バンドである。
彼等の作る音楽のアレンジ構成、サウンド構成は極めて緻密。そして、素晴らしいのは緻密さの構築を、目一杯の満タン状態に"しない"ことだ。
持ち前の技術力からしての腹八分目の味があるとゆうのは、サウンドの拡がり、空間度の増幅につながって多彩な快感を得させてくれる。
グルーブ、ビート感、音量のかけひきは巧妙に時代の尖兵となっていて、そこに個人的とも、客観的とも、ポエムとも表すべきではない歌詞とヴォーカルがのって、
その表現は、時としてミスマッチで、時として自然定着して投げかけてくる。
自然体の証しが感性で、意図的な力の証しが緻密さであるなら、彼等の出来上がりは非常にイヤミなくそれらが合わさり固まっていて、ある意味で洗練された排他力を感じる。
ハッキリした色合いを打ち出しつつ、今後の変形ぶりを期待させてくれる音楽だ。
ライヴパフォーマンスの好評ぶりから、海外での場も持ちつつ発展しているカイモクジショウ。
彼等にとって、今のミクスチャーぶりがまだまだ数十パーセントの状態であると信じて、アリエナイものからの吸収発展を遂げて、綺麗で激しい、緻密で情緒的で破壊的なパフォーマンスを続けて見せて欲しい。
岡井大二(四人囃子)
この3人でこの音か!
知らなかったこのプレイスタイル!
体感して欲しい!
ヨシキ(ASSFORT、HELLBENT)
オルタナは死んだ。だが俺は生きてる。
ってことで、生きづらい世の中なわけですよ。
あ~もう同じようなバンドばかり流行ってね!生きづらい世の中なわけですよ。
こんな価値観を根底からぶっ壊してくれるのは奇跡みたいな説得力を持つバンドでないといけないはずなんですけど、こりゃカイモクジショウがなんとかしてくれるんじゃねーかと音源聴いて思ったわけですよ。
豊島"ペリー来航"渉(バックドロップシンデレラ)
青、赤、黄が同時に発色!
池田浩之(MUSHA×KUSHA)
生粋の音楽家達が全くオーバーグラウンドに反映されないこの不純物の糞溜のような国で芸術家達がどんどん死んでいく中、カイモクジショウは世界に視野を広げ不純物すらも美しく消化し放出する。
赤黒い虹色の隕石を相手の心臓目掛け白目で終始ぶち込み続ける彼らのライブはブラックホールの中の夏休み。
このままでいいわけがない。
日本の音楽の未来への新しい光。
黒を黒で焼き尽くす光。
この1枚がそれを見せてくれることを約束します。
Kenji George(BlieAN)